この世界が何なのか解明しました。

f:id:whatithink:20200208162219j:image

これを解明するに至るまで大体10時間くらいでしたね。

 

まず、あなたは目の前にある「モノ」が「モノ」だと思いますか?それとも「意識の投影」だと思いますか?例えばあなたの履いているその靴下は実際には存在せず、ただ腰から生えている足の先端を覆う"靴下"という名前のものとして認識しているだけに過ぎないのではないでしょうか?

僕はこの世界が完全にの様なものだと思っているので後者ですね。

だって夢見てる時って、偶に現実世界の聴覚とか触覚とかが夢の中に反映されますけど、それがそうであるなんて夢の中で絶対気付けなくないですか?しかも「あ!これ夢だ!」って気付いても「そろそろ起きるかぁ」って起きること無いですよね。

だからまぁ夢であることを否定するのは難しめだなーと思います。

 

という訳で第一のフェーズが1番ロジカルでないんですが、まずは仮定です。

だから僕は空間・時空・歴史なんかも全く信じてないです(余談)。

 

じゃあです。この世界が意識の投影ならば、明晰夢(めいせきむ)(夢の中で夢であることに気付いていながら見る夢)のようにこの世界を操れるはずですよね(ちなみにこの"夢"というのは普通の夢と同じように主人公はあなたです)。

でもこの世界には物理法則や心理法則などの法則に溢れており、とてもあなたの意思でこの世界を操作できるとは思えません。

ここがミソです。

 

なぜ法則があるのか。

 

僕はこう考えます。可能性としては有り得る話なので笑わないで下さいよ!笑

 

もしこの世界がコンピュータによって形成されているものだとしたらですよ、コンピュータは情報処理の負担を減らしたいはずです。そこで1つ法則をコンピュータに組み込んでしまえば、複数の事象についてひとつひとつコンピュータが覚える必要はありませんね。計算するだけなので。

つまりはこの世界で起こる全ての出来事は何らかの法則、言い換えればマニュアル(情報)に基づいているかもしれないわけです。

ちゃぶ台を父ちゃんがひっくり返しました。父ちゃんの腕の中にある筋肉は脳からの指令により収縮し、指から力を受けたちゃぶ台はその一本の足と畳の接地面積を支点に円運動を開始し、その上に乗っていた味噌汁はちゃぶ台から受ける力やその間に働く静止・動摩擦力、さらには遠心力を受けた末宙に舞い、茶碗から飛び出した中身は畳に乗っかった瞬間に畳の繊維との結合を始め、色素沈着という形で何年もそこに居続ける。

これだけではありません。

それを見た母ちゃんはその場を片付けて清潔にし、細菌などから家族の生命を守る必要性を感じる。ただし社会的動物である母ちゃんは"責任"を父ちゃんに帰着させ、習得した言語というツールを用いて怒りの感情と共にその意見を父ちゃんに伝える。その結果家族形態を維持する必要性を見出せなかった父ちゃんは次の棲家で生命を維持する為の道具(家具など)を布に収め、玄関と認識する穴からその場を離れる。

 

要はですね、あなた達の周りで起きることも、あなたが"意識"と認識していることも、全ては何かに定められた情報に基づいて論理的に実行されている可能性がある、ということです。さっきの例で言えば、母ちゃんが怒ったのは「生きる」という前提があっての「清潔感」の必要性、さらには物理的な現象のみならず「人間特有の心理現象」に基づいた行動をした結果父ちゃんという別の個体との決別を導いてしまいましたよね。

実際はこんな大雑把なものでなく、無限に要因を見出せるロジックだと思いますが。

 

ここである有名な面白い思考実験を紹介します。

中国語の部屋

  • 1.中国語を理解出来ないアメリカ人を部屋に閉じ込める。
  • 2.中国語を理解出来る中国人がそのドアの隙間から「中国語でやり取りすることはできますか?」と中国語で書いた手紙を部屋の中に入れる。
  • 3.それを受け取ったアメリカ人はその意味を全く理解することはできないが、その部屋にはマニュアルブックが置いてあるので、それに従って返信の手紙を送り出す。
  • 4.「ええ、流暢に!」と中国語で書かれた手紙を受け取った中国人は、部屋の中には中国語を理解出来る人が入っていると思い込む。

この思考実験では、「相手が理解しているように思えてもそれは情報に基づいた反応に過ぎず、本当に理解しているかどうかは判断できない。」ということを示しています。

ここからは僕の推測ですが、その部屋にいるアメリカ人は意識を持っている可能性がありますよね。にも関わらず何らかの強制力によってマニュアルブックに基づいた判断と行動を強いられています。

ここで、ロジックというのはある意味強制力とも言えますよね。例えば本当は1+1=4かもしれないのに、論理的には必ず1+1=2です。

つまりさっきの部屋にいるアメリカ人もロジックという強制力を受けている可能性があり、そうなればその部屋自体、何らかの情報に基づいた現象かもしれません。

そうなってしまえばアメリカ人の意識なんてないも同然です。わかりますかね?

 

部屋を脳みそに置き換えてみて下さい。

友達に1つ質問をした時、その人は普通に返事をしたように見えました。理解してないかもしれないですよね?そいつらの脳はただのマニュアルブックを有した何かでしかないのです。

ここで言えることは、

この世界には意識など決して存在せず、あなたや僕がそう認識している"意識"は単なる部屋の中でしかないかもしれないということです。

繰り返しますが、意識が論理そのものである可能性は否定できず、強制力に対抗出来ない意識などもはや意識ではないということになります。

 

少年革命家が「学校のみんながロボットに見えたんです。」みたいなことを言っていたらしいですが、それはそれで僕は正しいと思います。しかしここで付け足さないといけないのが、自分もロボットだよーってことです。あなたがみんなをロボットに見なしてしまったのもなんらかのロジックの結果であり、ロジックの工程です。

 

ここで、気になっているかも知れないんですが、「じゃあ誰がその法則とかを作ったの?」つまり「コンピュータを作ったのは誰なの?」という疑問が当然生まれます。

勘がいい人は分かると思うのですが、そうです。「そのコンピュータも1つのコンピュータが作った世界の情報の1つ」かもしれないのです。

となれば無限ループです。どれが本当の現実かなんて分からないし、ましてや今あなたがいるその世界が現実である可能性はかなり低いです。

 

てかなんでそんなコンピュータ作る必要があんの?って思いますがそれは分かりません。それを作り出したのはかなり高度な文明であると思われるので、僕たちが思い付く「シミュレーション」だとか「ゲーム」だとかである可能性はまぁ低いでしょう。

 

 

以下が僕の導き出した結論です。

 

この世界は情報の集合体でそれを運営するコンピュータの属する情報とその発生元が不明なので目的は分からない。

ちなみに意識なんてねえ。

 

そして最後に僕が1番伝えたいことを伝えさせてください。

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

ありがとうございました。